アルメニアでアルメニア語を学んでいる木村さんへのインタビュー

アルメニアでアルメニア語を学んでいる木村さんへのインタビュー

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記者:アルメニア人の友人は木村璃央さんをどう呼びますか? いつアルメニアにいらっしゃいましたか?

木村璃央:アルメニア人からは下の名前で「りお」と呼ばれています。アルメニアの来たのは去年2019年の9月下旬です。

記者:ここに来た目的と理由は何ですか?

木村璃央:私は大学生の頃、外国語学部でロシアについてのコースをとっていて、そのときに旧ソ連の国の一つとしてアルメニアの存在を知りました。そこから多種多様な民族、言語、文化があり、長い歴史を持つコーカサスの地域にずっと憧れを抱いていて、いつか来たいと思っていました。一昨年2018年に念願のコーカサス3カ国を旅行してみて、アルメニアはごはんも美味しくて、教会の建築も素晴らしく、その上アルメニア人も親切で一番居心地の良い国でした。それから少し日本でアルメニア語の授業に通いましたが、やはり現地アルメニアに暮らしてそこで言語や様々な文化学んでみたいと思い、エレバンに来ました。

記者:この国の生活にもう慣れましたか?

木村璃央:はじめは戸惑うことも多かったですが、今はだいぶ慣れました。たまに日本との勝手の違いにイライラしてしまうこともありますが、基本的に大丈夫です。

記者:どんな習慣が好きですか?日本人の目から妙なと思う習慣はありますか?

アルメニアの車は歩行者に道を譲りますし、アルメニア人は公共交通機関でよくお年寄りに席を譲ったり、座ってる人が立ってる人のカバンを持ってあげたりします。ここは日本人が見習わなければならないことだと思います。あとは何かとイベントがあるとアルメニア人は必ず踊りますよね。これはなかなか楽しい習慣です笑

アルメニアに来て最初奇妙だと思ったのはアルメニア人の女性がみんな同じようなファッションをしていたことです。多くの女性がタイトなパンツに長い黒髪という出で立ちで慣れるまでに時間がかかりました。

あとまだ慣れないのはアルメニア人が初対面の人に兄弟(ախպեր)を使いまくること、年配の人が手のひらを相手に向けて左右にゆらす、要望を尋ねる仕草です。

記者:日本人とアルメニア人の社会では似ている点がありますか?あれば、教えて下さい。

正直あまりないですが、アルメニアにも干柿があることに驚きました。

ラッシュアワーのミニバスの混み具合はいつもすごくて、東京の電車と同じように感じます。

記者:いつ帰る予定ですか?

6月中旬にアルメニア語のコースが終わるのでそしたら帰国します。

記者:将来にアルメニア語の知識をどこで使う予定ですか?

いま社会学修士課程の学生なので、修士論文のためにアルメニア語の論文を読もうと思っています。卒業後はアルメニアとの直接のつながりはなくなってしまいますが、たくさんのアルメニアの友人たちとの交流を通してアルメニア語を使い続けたいです。

著者:木村璃央およびハスミック・ムラジャン